会社行事の位置づけとして、このタイミングがベストかどうか解らないですが、7月は当社の期首であって、本日はマネジメントレビュー会議という、ISO9001の運営的に必要な会議です。
その実態は会議ではなく、前期の実績の報告会に成り下がっています。(いや、元からか)
本来のマネジメントレビューの意図は、現在の組織の現状をレビューすること。議題は生まれても、その場で決定まで進められることはありません。
特に当社のマネジメントレビュー会議は原則全員出席の会議なので、議決権を持つ者の参加はないと言って等しいです。たとえ問題提起があったとしても「今この場で協議するないようではない」といって上層部に制止されます。
なので、マネジメントレビューは報告だけでいいのです。そこからのアウトプット(次の期や将来への目標策定と実行すべきToDoの決定など)は経営層で会議すればいいのです。
この行事名を「マネジメントレビュー報告会」に改め、経営陣だけの会議は取締役会もあるからその場でアウトプットしてくれれば良いのでは?と最近考えています。
ここ数年、当社のISOの運営は私が中心で動いていますが、名目上には何も肩書がない状態でもあり、また決定権を与えられている訳ではない状態です。社長も管理責任者も各部署長も、誰も何もしようとしないため私が推進しています。
責任者が何もしないのであれば、ISO9001を上手く活用しようとしないのであれば、認証などしない方が良いです。止めてしまえば、認証を継続するためだけという無駄な費用の削減にもなるし、私にとってやりがいの無い労働時間はその他の成果を上げるために有益に使えるでしょう。
今までを振り返り、報告会が終わった後に、新しいスタートに向けての提案を管理責任者にするつもりです。どのような回答が、どのような指示が私になされるのか楽しみです。