自己免疫性肝炎で入院 11日目(2020.12.25)です。
自己免疫性肝炎で入院することになったので、その入院生活を綴っていきます。
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目次
体調・病状
体温:①36.2度 ②36.6度 ③36.5度
血圧:①152-119 ②129-94 ③144-107
体重:59.0kg (前回差+0.6kg)
症状:黄疸、体の火照り
入院から初めて体に火照りのような感覚があった。朝から夕方まで感じた。体温測る限り発熱ではなさそう。薬の副作用で"顔が丸くなる"とか"むくみが出る"とか書いてあるので、そのあたりの作用が出ているのかもしれない。
昨日から内科病棟に転室したらバイタルチェックが増えた。スタッフのみなさん、仕事熱心でござるな。私としては体調管理できるので全く構わない。
飲んだ薬
・ベルソムラ錠(睡眠剤)15mg✕1錠 ※昨夜
・プレドニゾロン錠5mg✕8錠
・ウルソデオキシコール酸錠100mg✕6錠
・タケキャップ錠✕1錠
日常
メリークリスマス!
みなさん、クリスマスはいかがお過ごしですか?
自宅からサンタからのプレゼントが届いた様子が送られてきた。小鉢に入れてたビスケットが無くなってたらしい。サンタって餌付けできるんや。。。 pic.twitter.com/LUs2AUPHB9
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2020年12月24日
自宅にサンタが来たようでよかった。私にもプレゼントが届いたらしい。ロジクールのトラックボールマウスが袋に入っていたそうだ。帰ってからありがたく使わせてもらおう。ありがとうサンタさん!
ケーキだ! pic.twitter.com/9boas5tkIj
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2020年12月25日
記事の最後にも紹介するが、昼食にはケーキとツリーのペーパークラフトが添えられていた。粋な計らいですねー
ケーキは病院食であるからかもしれないが、甘さ控えめで美味しかった。大人になるとガッツリ甘いケーキよりはこんなケーキがいい。
せっかくなので窓辺に飾った。
43年の人生で初めて病院で過ごすクリスマス。幸いにも重い病状ではないので(指定難病ではあるが)、いい経験をさせてもらっていると前向きに捉えようと思う。
私を支えてくれている家族やその周囲の協力者や、私よりも重病を抱えて入院されている方には心苦しいところはある。
だけど、後ろ向きのまま進もうとすると足元の小石でつまづく人生になるだろう。先日、この先の生活ヤバピンチって解ったし。。。
そんなわけで、楽しみながらクリスマスを過ごしています。院内にはサンタのようなおじいさんもいっぱいいるので寂しくないです。
みなさんも良いクリスマスをお過ごしください!
人間観察
面識のないおじさんから話かけるスキルが発動した。
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2020年12月24日
久しぶりに他愛のない会話をしたわ。
朝食前にデイルームへ給水に行くと先客のオジサマがいて、その人に話しかけられた。
オジサン「いやぁ、乾燥しとるけぇかしらん、水を何べんも汲みにきよるわ」
俺「僕も1日1回は汲みに来てます」
オジサン「水を飲むのはええんじゃが、シッコする時に痛ぉて。腎臓が悪い言われてなぁ」
俺「痛いところがあるのはしんどいですねぇ」
これまでの職歴でおじさんに囲まれてきたためか、私は昭和のオッサン耐性は高い。子供の時から親戚に「人の話をよく聞く子」と評価されてるから、<話好きオッサンホイホイのスキル>を習得しており、話しかけられやすさが私から出ているのかもしれない。
ここの病院は元々市街地ど真ん中にあったのだが、そこから離れた新興団地に数年前に移転した経緯がある。オジサンはこの病院が今の場所に移転する時に、何らかの形でその仕事に携わったらしく、病院関係者の○○と知り合いで、移転の時にあーしろこーしろ言ったとかなんとか。悪いけどしらんがな。
オジサンのこーしろの中には「元の位置の周辺を買い上げて拡張すりゃええ言うたのにせんかったんよ。みんな不便になったわ。土地代が高ぉて買えんかったんじゃろうのう」という話も。うん、それは理解できる。
武勇伝を聞き流し、過去の知識を得ることを楽しむなら、昭和のオジサン達を相手にするのも悪くはないのだ。話を聞いてもらえたオジサンは、気分良くなってニコニコするもの。こっちもニコニコになるよ。
あ、私も昭和生まれです。できれば若い女性とお話したいです。
病室が変わってから、トイレを使った人が流してないの4連続、只今継続中です!
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2020年12月25日
トイレ流してない犯人は、昨日のインスリン注射初心者オジイサマでした。
あと、自宅じゃないんだからトイレの扉はしっかり閉めて用を足そうな。
このオジイサマの様子を聞くと、他人なのにメチャクチャ不安になる点が多い。
看護師「血糖測りますよ? ちょっとチクッとするよ?」
オジイサマ「あぁ? ワシぁ耳が遠くてよお聞こえんのんじゃあ」
看護師「注射の練習しましょうね。(順をおって説明)あ、2目盛り回して押し込むで…」
オジイサマ「どうやるんだったかのう?」
担当医「インスリン注射の仕方、覚えましたか? 今日はちゃんとできました?」
オジイサマ「もう覚えてちゃんとできました」
看護師「(本日3回目のインスリンの時)もう自分で打てる? 今日これで何回目だっけ?」
オジイサマ「今日はこれがはじめてよぉ」
リハビリスタッフ「リハビリ行きましょう」
オジイサマ「今は動けん。ムリよぉ」
ドリフのコントかっ!!
都合の悪いことをは聞き流し・拒否し、承認欲求は残っているという、、、老化とはこういうものなのだろうか。。。
オジイサマもなりたくて糖尿病になったわけではないだろう。その病気がオジイサマの心持ちまで変えてしまったかもしれない。
だけど自分はこういう老い方はしたくない。心も頭も体も健康で老いたい。
糖尿病から肝臓病へのコンボは十分あるみたい。その逆も無きにしもあらずだろうから、これからの人生は意識高い食生活を目指そう。
あと糖尿病→卒倒→転倒→骨折コンボがあるので、転んでも折れない丈夫な体づくりもしよう。同室の3人が全員糖尿病、うち2人が骨折っぽい。頭を打ってなくて何よりだよオジイサマ達。。。
食事
正直クリスマスなので期待しているところはあったが、期待通りのメニューが出てうれしかった。1日1600kcalの幅でメニューを調整しているだろうから、どれか贅沢にすれば他方で質素になるのも予想してた。朝に質素なメニューが出てきた時点で勝ち確だったね。
次は元旦に何が出てくるか楽しみにしておこう。