会社にはいろんな役割がいて、
営業なら受注、開発なら新商品の採用、製造現場なら製品の完成…と、
数字やモノで達成感を感じることができる尺度があると思うのですが、
例えば経理とか総務とか、私がやっている購買や出荷とか、
ほぼ毎日やらなければならない業務があり、それは他部署から見ればやって当たり前(というかやらなければならないこと)と評価されているものであるため、
日常業務に携わっている者として、仕事でカタルシスを感じることってあまりないと思うのです。
その日常業務を省力化するとか、効率の上がる仕組みを作るだとか、そんな改善への取り組みを行い効果を出した時は… 恐らく達成感が得られるのでしょう。
でもその先に待つのはさらなる改善の無限ループです。
業務人は評価されにくく、ゆえに業績を報酬という形で得られにくい立場です。
報酬が上がった時に報われた気になるのだと思います。
思えば、私のアイディアで会社に永続的な経費削減策を投じた数年前のボーナスは良かった。「評価された」と感じたのはその時くらいかもしれない。。。