先日、会社の若手と飲みに行った帰り道、歩いているとベンツとすれ違いました。その時若手の一人が「ウチのおじいさんもそうなんですけど、何で昔の人ってベンツのことを『ベンベ』っていうんでしょうね?」と言いました。
「お前、ソレ違うぞ。BMWのことをベンベって言うんやぞ。」と私。
すると、若手みんなが「えー!?」と、皆がベンツのことを指していると認識していました。
私は【団塊の世代】の子世代なのですが、この一件でオッサンになってるのかなぁなんて思った訳です。
いやいや。何でこの子らは「なぜベンツのことをベンベと呼ぶのか」という問いを、例えば身内にしなかったのか? インターネットという便利なツールがあるのに調べようとしないのか?
今の若者達は、知識を得ることに対する欲求が薄れている気がします。私達が子供だった時に比べ、今は情報が無限に広がり、またそれをインターネットなどでいつでも検索しやすい環境になったためでしょうか?
自分は、記憶力はいい方だと思っています。なので仕事では記憶を頼りに業務を行っても、そんなに間違いはしないんです。
しかし、ベンベの話のように「そうなんですかー?」と多数から疑問を持たれると、自分の記憶に自身が無くなって、ネットで調べて確認するようにしてます。そんな時って自分の記憶が大体正しいw
今は【死語】って言葉すら死後になってますが、言葉と情報の寿命がメチャクチャ速まっているこの時代、便利なツールのおかげで人間力が低下してるなぁ…と思う時があります。
私も老化しているのは否めないので、ブログを書いたり動画作ったりで、人間力低下に抗っていきたいです。
若者たちはもうちょい意欲出してガンバレっ