YouTubeチャンネル【浅く広く ー ダイちゃんねる ー】に動画「40代オッサン動画編集者が本気で収益化を目指した【ビジネス系YouTuberの切り抜きチャンネル】が育ちません」を公開しました!
今回は、本気で収益化を目指した新チャンネルが全く育つ気配がないのでやめようと思っていることについてボヤかせてもらいます。
この記事と動画は、私が会社を辞めて収入を模索している時、あることがキッカケで某YouTuberの切り抜きチャンネルを開設し、収益化を目指して動画を投稿してきた結果についてお話します。私が実際にどのような活動をしてきたかをお話するのと共に、なぜチャンネルが伸びないか自分なりの考察をしてみましたので、これからYoutTubeを始める方は、私を反面教師にして収益化に取り組んでみてください。
私はこれまで恥ずかしながらYouTubeで収益化できたチャンネルは持っていません。あるのは投稿歴と継続歴で、これまで7年以上のYoutube投稿歴と、昨年12月までは娘が主役のチャンネルである"ひなはづチャンネル"の投稿をチャンネル開設から毎週最低1本を継続してきました。
そんな私が2ヶ月間ほぼ毎日投稿を続けたけど伸ばせなかった新チャンネルについて、愚痴ではありませんがここから語らせて頂きます。←ボヤキっていったやないか
目次
- 2021年2月28日 我、天啓を得たり
- YouTube<マナブ>チャンネルについて
- 切り抜きチャンネル「3分でマナブ」運営
- マナブさんの切り抜きチャンネルが伸びなかった原因考察
- 真の情弱とは何か
- 世の中そんなウマい話はない
- まとめ
2021年2月28日 我、天啓を得たり
私が収益化を目指そうとして切り抜きの対象にしたのは、チャンネル登録者50万人超えのビジネス系YouTuber「マナブ」さんです。
マナブさんは2021年2月28日にこのような動画を公開されました。
タイトルは「【朗報】僕のYouTube動画を「著作権フリー」にします【収益あげます】」
マナブさんは自分のチャンネルで投稿した動画を切り抜きにして、それで収益を上げた時は、マナブさんは収入の一部を請求することなく、全て投稿者の収益にして良いことを認めます。ということをこの動画で大々的に発表されました。
マナブさんをフォローしていた私はこの投稿に感銘を受け、また脱サラして安定した収入がない動画編集者ですから、このマナブさんの投稿は天啓だと思い、マナブさんの動画の切り抜きチャンネルを新たに開設し、投稿を始めた、というのが事の始まりです。
YouTube<マナブ>チャンネルについて
マナブさんのことをご存じない方のために私から少しマナブさんのことを紹介すると、元々は有名ブロガーとして名が知れた方で、近年のYouTubeブームに乗ってビジネス系YouTubeチャンネルとして、収益を上げることのノウハウや、ブログ・プログラミング・副業の勉強法、時事についての開設などを投稿することでチャンネル登録者50万人以上を獲得されたやり手の方です。投稿されている動画の内容は人生に役立つことが多く、私もよく視聴させて頂いていました。
切り抜きチャンネル「3分でマナブ」運営
話は私が開設した切り抜きチャンネルのことに戻します。
まず、私がYouTubeチャンネルの収益化を目指すために考えたのは、乱立するであろうマナブさんの切り抜きチャンネルの中で、いかに独自性を出して差別化するか、ということです。
YouTubeを成長させるためには、人気のチャンネルの動画を参考にしつつ、独自性を持たせる手法が近道と言われています。
私が考えた施策は「必ず3分で動画が終わる」、「動画の最後には数秒間のまとめをいれる」という、動画編集で独自性を出すことを試みてみました。
開設したチャンネル名は「3分でマナブ」。
ロゴはマナブさんが持っているバナナのぬいぐるみのイラストをモチーフにし、「これから学んでマナブさんのように熟していくぞ」という思いを込めて、まだ熟していない私を緑色の熟れていないバナナに表現してみました。
次に、投稿時のポイントですが、視聴者の目を引くためにはサムネイルの工夫が必要です。そこで、デザインの良し悪しは私にはわかりませんが、サムネイルに統一性を持たせることで、チャンネルブランドを確立させることを試しました。
YouTubeのサムネイルの重要性について私が勉強しているチャンネルは、↓にリンクを貼っていますのでご興味ある方はそちらをご覧ください。
TAIGA Youtube Channel - YouTube
そして、視聴者のターゲットは「会社帰りのスキマ時間にYouTubeで何か学びを得ようとしているサラリーマン」と想定して、平日の夕方5時以降に動画をアップロードすることを継続してみました。
マナブさんがご自身の動画を著作権フリーにすると発した2月28日に動画1本目を公開し、序盤はアップロード本数を稼ぐことで露出を増やそうと1日2本ペースで投稿したり、視聴数が伸びなかったら投稿時間を変えてみたり、サムネイルのデザインを変えてみたり、試行錯誤しながらトータル53本の動画を公開しました。
その結果が、、、
チャンネル登録者数 たったの2。
チャンネルを新設してからの視聴数は150。
完全に惨敗です。
あまりにも伸びないため4/23の公開を最後に、私はこのチャンネルの動画の作成をやめました。完全に萎えました。
マナブさんの切り抜きチャンネルが伸びなかった原因考察
私なりにこの惨敗の理由を考えたのですが、大きく2つあると思います。
一つは私の戦略ミス、もう一つはニーズがなかったこと。これらが伸びなかった理由だと思います。
最初の私の戦略ミスですが、先に説明したチャンネルのコンセプトもそうですが、動画の構成、切り抜きの対象とするマナブさんの動画、全てにおいて間違っていたのだろうと思います。
まずは、やる前から想像できていたのですが、テーマ的にレッドオーシャンだったこと。
2021年5月14日時点でYouTube検索で「マナブ 切り抜き」というキーワードでチャンネルを検索してみましたが、マナブさんの切り抜き専門チャンネルであろうチャンネルはおよそ300ありました。
収益化できているかまでは確認していませんが、乱立するマナブさんの切り抜きチャンネルの中には、YouTubeの収益化条件であるチャンネル登録者1000人を超えているチャンネルはいくつかあります。(と入っても片手で数えられるくらいですが)
それを踏まえると私の実力不足であることは否めません。更新期間中は私なりに試行錯誤し、アップロード時間を変えてみたり、タイトルの付け方を工夫したり、サムネイルのデザインを変更したりいろいろ試しました。それこそマナブさんのYouTubeを伸ばすための動画から学んで取り組んだものばかりです。
でも結果が出ていないということは、私の学びが足りないということでしょう。
次にニーズがなかった点ですが、これはマナブさんの動画にニーズがないと言っているのではなく、その切り抜きにニーズがないのだと思います。
皆さんはビジネス系YouTubeの切り抜きって何を想像しますか? 私は2ちゃんねるの創立者のひろゆきさんを想像します。 ←ビジネス系ではないかもしれませんがw
ひろゆきさんの切り抜き動画を見ると、何十万回という再生されている動画が多く、そのニーズの多さがわかります。
ひろゆきさんの切り抜き動画がなぜ伸びるのかですが、ここからは私の想像です。
ひろゆきさんの切り抜き前の動画はライブ配信です。流しっぱなしのテロップも何も演出が加えられていない映像だと、アーカイブを見る場合はどこに見どころがあるのか非常にわかりにくいです。しかも尺が長い。私なら見る気が失せます。
そこに見どころを抑えた編集を施した動画があるとどうなるか?
ひろゆきさんの話に興味はあるけどライブ配信は見ない人なら、見どころだけ集約された動画になっていれば視聴する可能性が出てきます。
ではマナブさんの動画はどうかというと、しっかりとした編集が施され、動画そのものがビジネス書の1章1章のように完成されています。
それに対して切り抜きをするとどうなるかというと、せっかく入っている補足説明などをカットしなければならず、出来上がる動画は、ただの概要説明な仕上がりになってしまいます。実際に私が編集した動画がそんな仕上がりになっています。
そんな動画だと、何かを学ぼうと思っても学べないわけで、誰も見てくれないのは当たり前でしたね。
この2点から私の失敗は、最初にもう少し視聴者のニーズが何かを考えることだった、ということだと思います。
「マナブさんの動画は既に完成形、これを切り抜いたものにニーズはあるのか?」という点に気づいていれば徒労に終わってなかったかもしれません。
真の情弱とは何か
皆さんがYouTube検索をすると同じ結果が出るかわかりませんが、検索キーワードを「マナブ 切り抜き」にして検索すると、上位に「【マナブが著作権フリーに】チャンスと思って行動した人全員情弱w」というタイトルの動画がでます。
【マナブが著作権フリーに】チャンスと思って行動した人全員情弱w - YouTube
ハイ、言われています。私、情弱です。
しかし、新チャンネルを運営してみた経験は、決してムダではないと思ってます。
何も成果を出してない人間が、周りが「そんなことするなんて情弱」と言われてその言葉に乗って、同じように人を情弱と呼んで何も行動しない、その方が一生情弱なのではないでしょうか。
私はそんな人間になりたくないし、今のおっさんからさらに年老いてジジイになっても、ずっと新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。
ほぼ毎日マナブさんの動画を見直しながら、その内容を3分間にカットし、さらに要約する文章を添え、サムネイル制作することを続けたおかげで、動画編集者としてのスキルは間違いなく向上したと思います。
世の中そんなウマい話はない
ただ、先に紹介した動画「行動した全員情弱」はあながち間違ったことは言ってないと思っています。
というのも、マナブさんは自身の動画をフリーにすると発した2週間後の投稿を最後に、そこから2ヶ月の間YouTubeの活動を停止されています。
時期的には音声SNS「クラブハウス」がバズったタイミングでもあり、マナブさんは音声コンテンツでの「Voicy」や「Spotify」に今までYoutubeで発信してきたようなコンテンツを発信する場に移行されています。
しばらく立ってマナブさんはTwitterでも「YouTubeで顔出ししながら発信することは苦手だった」として、YouTubeの活動を停止することをツイートされました。「YouTubeをやめて正解でした(笑)」と発言されたこともあり、マナブさんがYouTubeを続ける限り切り抜きネタに困らないと考えていた人達は、突然はしごを外されたわけです。(私のことです)
マナブさんにとっては自身がYouTubeの投稿をやめても、切り抜き活動が盛んになれば自身のチャンネルのPRにもなるわけですし、そもそも良いコンテンツはいつまでも視聴されるわけなので、今まで積み上げられた動画は資産となっているわけです。私達はマナブさんが新しいステージに移られるための糧となったわけですね。
ただ、切り抜きチャンネルが伸びてない点は、マナブさんの思惑からも外れているかもしれませんね。
まとめ
今回は、私が元ビジネスYouTuberのマナブさんの動画を素材として、切り抜きチャンネルを運営したけど収益化に至らなかったことについてお話しました。
そんなに美味しい話は世の中にはないっていうことですね。
でも動画でお話したとおり、今回の経験は私にとっては糧になりましたし、チャンネルが伸びなくて萎えたことが更新ストップの理由ではありますが、その労力を今はクライアント様から頂いた動画案件に注ぐことができているわけで、撤退を含めて良い判断だったと思います。
動画内でも紹介しましたが、マナブさんの動画のようなビジネス系YouTubeを運営されたい方、その動画編集者をお探しの方が視聴者にいらっしゃいましたら、ぜひ私にお声掛けください。何かのお役に立てると思います。↓に出品情報を貼っていますので、ご興味ある方はチェックしてみてください。