自己免疫性肝炎で入院 19日目(2021.1.2)です。
自己免疫性肝炎で入院することになったので、その入院生活を綴っていきます。
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目次
体調・病状
体温:①36.5度 ②36.8度
血圧:①140-105 ②135-98
体重:未測定 (前回57.6kg)
症状:軽い黄疸(眼球)
血圧は測定し直しがあるものの、だいたい平常値になった。寝ている状態から体を起こしてすぐに測定したり、看護師さんと話をしたりしていると、血圧は高くなってしまう気がする。
飲んだ薬
・ベルソムラ錠(睡眠剤)15mg✕1錠 ※昨夜
・プレドニゾロン錠5mg✕6錠
・ウルソデオキシコール酸錠100mg✕6錠
・タケキャップ錠✕1錠
日常
回診にて
年明け1発目の回診でも「何か気になることは無いですか?」と主治医の先生が尋ねてくれたので、軽度の筋トレをしているけど問題ないか聞いてみた。
- 息が上がらない程度なら問題ない
- ただし、プレドニゾロン錠の副作用には骨粗鬆症(骨が弱くなる)リスクがあるので、骨に強い負荷を掛けないように注意すること
- 入院中ずっと安静にしていると、退院後に体力を落とししんどくなりがち
- 中には入院中、階段の上り下りをする人もいる
とのこと。
階段上り下りやってもいいんですか!?
早速やってみた。
主治医の先生から軽い運動OKもらったけど、5階と1階の階段往復、1回だけで息上がった(ハァハァ
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月2日
・・・しんどかったです。
1日1往復からちょっとずつ負荷を掛けよう。
今やってるのは、腹筋10回✕2セット、壁立て伏せ15回✕2セット、そして階段1往復を増やした。
鏡で自分の体を見ると筋肉が落ちて肋骨が見えてきた。そうでなくても筋肉がつきにくい体質なので、これ以上入院中に肉質を落とさないよう、体を傷めない程度に運動に励む。
睡眠の妨げの正体
誰がこの夜中に他の部屋のトイレ使ってんだ?2夜連続だぞ。物音と光で起きたわ。
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
プレドニゾロン錠の副作用には高揚感や不眠があるので、寝ていてもちょっとした刺激で目が覚めてしまう。
同室者のトイレはしかたない。私だって夜中にトイレ行きたいときはあるのだからお互い様だし、何度も言ってるけど、いびきやオナラの音もすれば、24時間医療行為が必要な人はいる。
だが、別の部屋の人間が入ってきてトイレを使用するのは訳が違う。部屋以外にも共用トイレは同じフロアにある。自分の部屋のトイレが埋まっているならそちらを使えばいい。
わざわざ他人が寝ている部屋に、ドアをガラッと音を立てて開け、さらに開けっ放しにして廊下の明かりを部屋に入れ込んだままにし、トイレも勢いよく開けたと思えばロックもせず半開きで、これまたトイレの明かりと音を部屋中に響き渡らせ用を足す。
これを迷惑行為と言わずなんと言うのだろうか。
私のように薬の作用で眠れない人もいれば、体質的に問題を抱えてる人がいるわけで、その人達の健康を害している自覚を持ってもらいたいものだ。
だからなんで別の病室の人間がこの部屋のトイレ使うねん!
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月2日
夜中はしっかり寝とこうと体を起こさずにいたが、日中に部屋のトイレを使う音がしたので、立ち去り際の姿を確認した。その人の特徴を掴んだので、看護師さんに相談することにした。
最強最高の支援物資到着
ついに届いてしまった pic.twitter.com/2pyZVMS9BD
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月2日
鬼滅の刃最終巻までと、恐らく入院食で出ることはない唐揚げが届いた!
同室者に悪いので唐揚げはデイルームに持っていって、ひっそりと食べました。
瀬戸内海の煌めきを眺めながら唐揚げを食す。いとしあわせ。
次の日は日曜日。タスク入れない日にしたので鬼滅の刃を読み切る。多分泣く。
人は変われる
前日の話だが、例のボヤキオジイサマに我慢できなくなってキレた。
同室のボヤキジジイの言動が許せなくてキレた(感情的にはなってない)
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
このジジイ、ボケてないし耳もいい。悪いのは病院スタッフの対応が思い通りにならなかった時に、スタッフが部屋を去った時に発するスタッフへの不満を口にすることだ。
俺自身は心穏やかに入院生活を過ごしたい。
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
共同部屋だからイビキとかオナラとか生理現象はしかたないし、夜中にみまわりや医療行為でゴソゴソされるのも受け入れている。
だが、ボケてもない人間が不平不満を言葉にして発つし、耳にするの耐えられない。医療従事者への感謝と同室者への配慮がない。
ジジイは夕食の1時間前に点滴を打っている。今日は点滴側に血が逆流しているので、そのタイミングで看護師が処置をし直していた。
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
この時間はシフトチェンジのタイミングだし、運悪く処置していた看護師のPHSも呼び出しが掛かっていた。何より正月なのでスタッフはいつもより少ないはず。
「点滴直すのちょっと待っててくださいね」とPHSの呼び出しに応じた看護師。トリアージとまでは言わないが、優先度を考慮しての対応だろう。
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
看護師が去るとジジイは、い つ も の よ う に
「なさけないのぉ!」
「なんですぐにできんのんじゃ!」
いつもこれだ。
ここで我慢の限界が来た。
ジジイとは赤の他人だ。親しい間ならブチ切れてるがそれを抑え込み、
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
「
○○さん、少しは辛抱しましょう。
この時間は交代のタイミングで人も少ない。
そうでなくても医療従事者は少ない人数で多くの患者を支えてくれてる。
あなたばかりを優先できない。
」
爺「それはわかってます。。。」
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
(わかっとんなら言うなや!)
「
僕はあなたのしんどさはわからない。
恐らく相当しんどいのは○○さんが口にする言葉でわかる。
でもその「なさけない」という言葉を聞くと、どうしても自分自身もなさけないと感じてしまう。
スタッフへの不満も聞きたくない。
僕は穏やかに入院生活を送りたい。
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
そのために○○さんも愚痴を減らすよう、心を穏やかに過ごしてもらいたいと願ってます。
○○さんは頭が良く回ってらっしゃる。僕の言葉が伝わるのを信じてます。
」
自お前のボヤキなど聞きたくないって気持ちを、優しく遠回しにぶつけた。
この後、点滴を直しに戻ってきた看護師にも、夕食を配膳してくれたスタッフにも、ジジイの語気がやわらかくなった。
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
スタッフ間でもジジイの面倒臭さが共有されだしたのか、ジジイへの接し方がよりお客さんモードになってきていた。
2つの要素が相まってか、スタッフへのボヤキは今のところない。
先日このジジイにラジオを貸してあげた。今朝は自分から新年の挨拶もした。これらもジジイのボヤキを減らして貰いたいがためのアクションだ。これが布石になった。
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
現在、他の同室者がおらず、唯一親切に接してくれた人間から諫められたのが応えたのか、ジジイの態度はかなり軟化した。
1日経過したが、ボヤキは全くでなくなった。
この人は頭はしっかりしている。話せば伝わる人なのだ。
ただ、お年寄りだから発する時の言葉はゆっくりで、その雰囲気はどうしてもオジイチャンだ。加えてプライドと病院に要求するものが高い。そういった面から病院スタッフは「ハイハイおじいちゃん」みたいな典型的な老人扱いをしてしまってる。
なので余計にこの人は馬鹿にされたと感じ、ヘソを曲げ、ボヤくのだと思う。
※間の長い話につき合っていたら他の患者まで手が回らないっていうのも理解できる
だから私は「あなたは頭が回る」「理解できる」という言葉を添えて、自分の願いを伝えた。
自分もプライドが高い人間だから解る。認めてもらいたいのだ。
他人に認めてもらえるからこそ、心の器からプライドがこぼれ、人の意見を受け入れる隙間ができるものだ。
これが功をなしてか、1日経ってからボヤキは全く無くなった。
さらにはこれまでも処置を受ける度にスタッフに感謝の言葉は伝えていたが、その語気も柔らかくなった。
これでオジイサマも私も、病院スタッフも、我々の退院まで穏やかに過ごせるだろう。
別れの時にはオジイサマにお礼を言おうと思う。
人は何歳になっても変われる。
私も言ったばかりにしないよう、オジイサマのことを見習うよ。
食事
今回もTwitterのつぶやきをそのままに。
今朝もお正月を感じさせてくれるお食事。 pic.twitter.com/WLLDPcGx48
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
門松ようかんメッチャかわいいんだが pic.twitter.com/u8El650KKh
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月1日
年明けうどんってヤツだね。安定の炭水化物+炭水化物。 pic.twitter.com/1EIwKmfaRF
— スプレム(自己免疫性肝炎(仮)で入院中) (@splem_rs5025) 2021年1月2日
季節イベント的なメニューはこれで一区切りになると予想。ホント感動した。
食事の質は生活の質だとつくづく思う。これで満足しない人は日頃贅沢しすぎ、マジで糖尿病になると思う。
間食には、唐揚げとイカフライ2枚。まさか唐揚げが来るとは思ってなかったので、油分摂り過ぎかも。運動増やしたからプラマイゼロになってくれればいいのだが。